7月 梅雨の乗り越え方

ついに梅雨入りしました

今年は雨が本当に多いですね

そして湿気がものすごい!

我が家も床がべたべたして心地悪いです。。。

良いことといえば

家庭菜園の野菜達が元気なことです!

ここぞとばかり生き生きしています(^▽^)/

 

湿気は体の中にも溜まりやすくなります

日本は特に湿気が多い土地なので

日本人は湿に傷つけられやすい脾が弱い体質の人が

多いと言われています

 

脾が弱い体質とは

食べたものを消化して体にエネルギーとして回すことが

上手くできない状態のことで

胃腸症状、身体がだるい、頭痛、めまいなどが出やすく

これらの症状が梅雨の時期に悪化します

 

当院では毎年、梅雨時期に多くなる症例が異なりますが

今年は腰痛の方が多いようです

これもまた湿に影響していると考えています

重くて粘稠性のある湿が腰にとどまると

重だるくてなかなか治りにくい腰痛が出やすくなります

 

表面的に出た腰痛や肩腰などの症状は

一見関係ないようですが

生活養生で体の土台を底上げすることで

予防や改善しやすくなることがあります

 

体から湿を追い出す、溜まらないようにするには

冷たいものを食べすぎない

腹部や足首を保温する

水はけを良くする食材を選ぶ

体を動かす

簡単で基本的な事ですが

いつもより少しだけ意識して生活すると

酷い症状が出にくくなってきます

 

劇的に変化するわけではないので

体が良くなっていることに気づかないことが多いのですが

油っこいものを食べても胃がもたれなかった

朝起きたときの顔のむくみが軽減した

お腹、お尻、足を触るとが冷えていない

毎日の少しの変化に気づいたら

これは身体が良くなろうとしているサイン!と

見逃さずに意識してみてくださいね(*^-^*)

気づかずに見逃すと養生は続きません(笑)

 

旬のものである大葉やナスも

食養生に取り入れたい食材ですね

 

暑い時期の保温方法としては

薄い素材

サラサラした素材

ピタッとしない素材

を選ぶことをおすすめします

こんなに薄かったら意味がないのでは?と思われますが

体温を保温するのには十分です

 

真夏なのに分厚い靴下や腹巻をされている方がおられます

熱中症やあせもの原因にもなります

また汗のかき過ぎで体力消耗、汗が冷えて身体も冷えることもあるので

暑い時期の保温は、快適に過ごせるような工夫をしてくださいね!

 

 

 


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