脱臼で整骨院に訪れる方はまれですが
肘内障(子供が肘が抜けた~という時)や
緊急を要する脱臼の整復は何度か経験があります。
緊急の場合は柔道整復師の整復が認められています。
(その後は医療機関への受診をしてください。)
****************
柔道整復師という名前。
柔術の裏技(活法…傷ついた人を非観血的に施す治療法)
が伝承されて発展したため
この名前が付けられています。
固定・手技施術を行って
自然治癒力を高めることを目的としています。
そして柔道整復師は
受傷直後の初動判断から、予後の動作指導まで
一貫して患者様に関わることができる。
という強みがあると考えています。
特に当院は小さな整骨院なので(^-^;
院長がすべての方を把握、施術し
会話の中で
✔患者様が今後どうされたいのか
✔生活環境はどうか
✔どんな思いで施術を受けに来られたのか
理解した上で
寄り添いの施術やフォローを心がけています(^^♪
****************
●第一指中手指関節脱臼
親指が過伸展(背屈)・外転されて発生することが多いとされています。
この時親指が特有な変形「Z字変形」を起こします。
今回の発生起因は、バスケットボールの試合中
相手選手のパスをブロックした際、
ボールが母指に当たったことでした。
患部の腫れ、疼痛、患部のZ字変形を認めました。
この時、到着までの30分ほどの間、
アイシングと安静を保っていてくれました。
この初動が予後の経過につながります。
受傷直後ということもあり患部は緊張していましたが、
患部把握して一息つかせ、
体の力が抜けたことを確認してから整復を始めます。
少し押し込んでからむやみに引っ張らず
骨に沿わせるようにクリック音とともに関節を曲げ完了。
※突き指、脱臼をしたとき
現場で引っ張ってしまうと他の損傷を助長したり、
関節周囲の軟部組織が噛みこんだりして最悪の場合、
脱臼部位の整復ができなくなる場合があります。
必ず患部はそのままでアイシング、
RICEをして専門家にみてもらいましょう。
↓超音波画像観察装置で脱臼の整復を確認し
骨折の疑いは無いように見え、
後日レントゲンにて骨折は無いと確認しました。
●当院での施術
↓超音波治療器「LIPUS] 損傷部へ温熱と微弱振動を与えます
↓干渉波電気治療
↓お灸 患部の血流を良くし組織の修復を助けます
↓アルフェンスと弾包で固定
●経過
翌日確認すると、
痛みは、負傷当日よりも強くなることが多いのですが、
腫れは大きくなっておらず、軽度の内出血。
それほど悪化していないのは、
応急処置の成果が出ていると考えられます。
3週間後、パスを受けたときの痛みが少しあるものの、
テーピングをして練習に復帰できています。
一刻も早く復帰したい気持ちを汲んで
テーピングとサポーターでしっかり固定。
練習以外の日常生活ではアルフェンス固定を続けてもらい、
施術を継続してもらいます。
施術内容はこちら↓
****************
🍀イマイはりきゅう整骨院🍀
〒572-0022
大阪府寝屋川市緑町8-8
📩info@imaiseikotsu.com
📞072-834-5878
📍お支払い→現金又はPayPay
📍お子様連れ→OK
📍駐車場
→コインパーキング1時間無料
(実費メニューは2時間無料)
Facebook Instagramやってます♫
お問い合わせはLINEが便利です↓