骨折は、事故やスポーツによる強い当たり、体の柔軟性の低下による回避運動の低下、日照時間の低下による骨強度の弱まりなどが一般的に言われていて、これはもちろん子供にもあてはまります。
子供の骨折は、大人とは違い骨が完全に折れずに曲がったような状態になることがあります。
これを若木骨折と言って、この時は大きく腫れたり、内出血、痛みなどが少ないことがあり、親御さんも病院などを受診させることなく放置されることがしばしばあります。
これは先月、診させていただいた中学生の手首付近の映像です。
分かりづらいですが、骨折しています。
この患者様は腫れ、痛み、圧痛などありましたので、最初から骨折を疑って撮りました。
治療は病院で受けられるということでしたので個人的に経過だけ診させてもらいました。(尚整骨院での骨折の治療はお医者さまの同意が必要です。)
我慢強く、痛みに強い子は特に気をつけてもらい、少しでも変だと思えば医療機関を受診して下さい。
当院では、骨折の可能性も考え、安全に医療機関へ受診をおすすめるためにも、超音波画像観察装置を導入しております。